2018/05/28 - 2018/05/29
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funasanさん
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あっと驚くシェラトン・クラブである。高層ホテルのトップに近い31階「シェラトン・クラブ」(写真)からの眺めは絶景の絶景、また絶景という素晴らしさ。ここでチェックインをし、好きな時にカプチィーノを飲み、パソコンを開き、読書をする。そして夕方のカクテルタイムは飲食無料の高級サロンとなる。ラウンジライフが快適過ぎてホテルにこもってしまう。24時間ホテルステイ!
私の新著出ました。
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
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ホテル到着からラウンジライフは快適である。普通のホテルは午後3時からのチェックインで、アーリーチェックインはダメなホテルが多い。ところが、ラウンジアクセスできるお客には時間制限がない。
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自分の都合のいい時間にホテルに行き、ラウンジに直行する。そして、静かなラウンジのレセプション(写真)で見慣れたスタッフと軽い会話をする。リピーターになると、ここが見知らぬ外国のホテルとは思えないほど慣れてくる。
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早くチェックインすると部屋に入れない場合が多い。しかし、これは全く問題ない。部屋の準備が整うまで素晴らしいラウンジ(写真)で過ごせばいいのであるから。ここがあなたの最高のオフィスになる。
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特にシェラトン・ペタリンジャヤでは午後1時か2時にチェックインするといい。お客はほとんど誰もいないので、窓側(写真)の好きな席を確保して、コーヒータイムである。床から天井までとられた大きな窓ガラスの先は絶景の景色が広がる。
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私のお気に入りの席はラウンジのコーナー(写真)である。ここに立って周囲を見回すと、全身のうぶ毛が逆立つような感動を覚える。特に晴れた日のラウンジは最高の展望席となる。
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ただし、残念ながら、ここのティータイムは全く期待できない。甘党の私の気持ちを満たしてくれるケーキ類やスコーン、またはハングリーなお腹を満たしてくれるサンドイッチ類、これらは全くない。
写真:食材のカウンター -
あるのはピーナッツとポテトチップ(写真)のみ。腹ペコなら、いつも置いてあるリンゴでも食べて、その後、ピーナッツとポテトチップ、そしてカプチィーノで午後のコーヒータイムだ。美食三昧のラウンジ生活は時々昼食を抜いたほうが健康にいい。
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席に座るとすぐに若いスタッフが飲み物を聞いてくるので「カプチィーノ」をお願いする。ただ、ここのカプチーノはごく普通レベルで、何も感動はない。2杯目からはコーヒーマシン(写真)で自分で調達する。
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この絶景(写真)を眺めながらのコーヒータイムは素晴らしい。ラウンジに(時々)日経新聞が置いてあるので有難い。KL郊外のホテルにもかかわらず日本の新聞が置いてあるとは、このホテルのサービスに感謝しよう。→スタッフにきっちり「ありがとう」と伝えておく。
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日経新聞で情報収集しながら、時々、窓の外(写真)を眺め、日本、アジア、世界、そして自分のことを考える。最近、私はある大きなことに気がついた。
写真:ラウンジからの眺め -
私は若い時、特に高校生・大学生の時、「悩み多き青年」だった。人生、どう生きるか?を真剣に追求していた。
写真:ラウンジ -
高校生の時、私は数学や物理が好きで、将来アインシュタインや湯川秀樹のような理論物理学者になりたい!という無謀な?夢を抱いて大学に入った。そして、見事に挫折した。
写真:ラウンジからの眺め(KL中心方向) -
未来が見えなくなった私は大学を休学し、1年間全国放浪の旅に出た。20才の時である。そして、復学、大学院進学、そして、就職、という試行錯誤の人生を経験してきた。
写真:ラウンジからの眺め -
高校卒業から就職(26才)するまで8年間もかかった。若くて悩み多い私は思った。定年退職をした60才過ぎの年寄りは「人生いかに生きるか」などと悩まないだろうな、と。退職して、もう先が長くはないのだから悩む必要などない、と。
写真:ラウンジ -
ところが、あれから46年もたち、退職して自由になった今(66才)でさえ、私は日々、悩んでいる。「明日からどう生きようか?」と。恐らく100才になっても悩むのでは?「人間とは死ぬまで悩む動物である」最近、私が気がついたことである。人生100年時代の幕開け、退職後の第二の人生哲学が必要になってきた。
写真:ラウンジにてパソコン・コーヒータイム -
さて、お楽しみのカクテルタイム(写真)は午後6時からはじまる。ここのホテルはまだ新しく(2017年秋オープン)また、KL郊外にあるためか、ラウンジが混みあうということはない。いつもゆったりとカクテルタイムが楽しめる。
注:カクテルタイムは午後6時から8時まで -
食材のカウンターで真っ先に目につくのが「寿司」(写真)である。にぎりではないが、日本のご飯を使っており、しょう油、ワサビ、ガリもある。カクテルタイムの最後はお寿司で締める、といういいパターンになる。
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チーズの種類は3種類程度で、まあいいか…。問題なのは全く生野菜類がないことである。そこで私はスタッフに「私は生野菜が好きなので、シーザーサラダをオーダーできないか?ルームサービスとして代金を支払ってもいい」と申し出てみた。
注;これは私が最初にこのホテルに宿泊した時の経験 -
そして、しばらくして山盛りのシーザーサラダが運ばれてきた。私が「代金はいくら?」と聞くと、「サービスです」という驚きの返事が返ってきた。
写真:サンドイッチ2種類 -
ラウンジで事実上のルームサービスを注文して無料とは、私は心から「Thank you very much」と言い、深く理由を聞かなかった。ラウンジの普通のサービスなのか、プラチナメンバーサービスなのか?聞くとやぶへびになるといけないと思い追求しなかったのである。
写真:デザートは3種類 -
メイン料理は4つのホットプレート(写真)に日替わりで出てくる。しかし、それ程種類はなく、味も普通で、過剰な期待は禁物である。
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ちょっと詳しく見てみよう。左側上段にチンゲン菜の青菜炒め、下段に鶏手羽肉の煮込み、右側にチャーハンである。
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次に、写真左に焼きそば、右側に揚げ物2種類である。
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実は3度目にこのホテルに泊った時、ヒルトンKLで知り合ったマレーシア人をここのカクテルタイムに誘った。1人での夕食はつまらないので、KL在住の友人を誘うとカクテルタイムが楽しくなるし英会話の練習にもなる。
写真:私のオードブル類 -
ところが、困ったことが1つあった。彼はインド系マレーシア人でベジタリアンなのである。日本人感覚のいい加減ベジタリアンではなく、正真正銘のベジタリアンなので、一切の肉・魚を食べない。ここのカクテルタイムの食材では彼の食べるものがない。これは、困った、困った…
写真:私のメイン料理 -
そこで、私はチェックインする時、いつものスタッフに特別なお願いをした。
「今日のカクテルタイムの時にマレーシア人でベジタリアンの友人が来るので、ベジタリアン料理を用意してもらえないか?ルームサービスとして代金を支払う」と。
写真:私のデザートとコーヒー -
そして彼(写真左)との会食になった訳であるが…
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しばらくして、ベジタリアン料理(写真)が運ばれてきた。卵焼きの下にご飯料理が隠れている。彼は、もう1皿、ベジタリアン料理を注文し、十分満足のいくカクテルタイムとなった。
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私が代金を部屋付けしてほしいと言うと、スタッフから驚きの返事が返ってきた。「代金はいりません。舟橋様はプラチナメンバーですので2人分のラウンジ利用ができます。友人の方の料理はラウンジの料理です」と。
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これには再び驚くと同時にラウンジのサービスに感動した。しかし、正直「どうなっているの???」である。無料ならステーキでも注文しようか?という貧乏根性が出てくるが、理性で抑えておく。
写真:夜の重厚な雰囲気のラウンジ -
ラウンジのカクテルタイムの時は「食材のカウンターから好きなものを取ってくる」のが常識で、そこにないものを注文すると、追加代金がいるものと“思いこんで”いた。それが、ここシェラトン・ペタリンジャヤのラウンジで崩れた。
写真:夜の重厚な雰囲気のラウンジ -
さらに、実は先日、ウェスティン・クアラルンプールに泊った時、やはり彼をラウンジに招待してカクテルタイムを楽しんだのであるが、彼はごく当然のように「ベジタリアン料理」を注文した。私の了解なしに!
写真:夜のルーフトップバーとプール -
そして、2人でシェアして食べたのであるが代金は支払っていない。彼はかってウェスティン・クアラルンプールに数週間泊ったことがあり、ラウンジの利用も周知していた。彼にとってはラウンジでベジタリアン料理を注文するのはあたりまえのことだった。これってどういうこと?エグゼクティブ・ラウンジのスタンダード?
写真:ルーフトッププールからの夜景 -
目覚めの朝、今回のKL滞在は天気に恵まれ非常に気分がいい。早速、ルーフトップ・プールサイドまで行って朝のストレッチ体操をする。遠くにKL中心部の高層ビル群(写真)が見える。
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朝食はラウンジ(写真)でも一般の朝食レストランでもとれるのであるが、まずはどの程度の食材があるかラウンジをのぞいてみる。
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残念ながらラウンジの朝食(写真)は全く期待できない。文句なくレストランの勝ちである。
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ただし、私の好きな甘いドーナツ2種、しかもチョコレート・ドーナツやマフィン(写真)があるので、レストランでザラダ、メインを食べ、スイーツとコーヒーはラウンジで頂くことにする。朝食も2か所はしごをするとホテル滞在がより楽しくなる。
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さて、そろそろ大事なことを書こう。シェラトン・ペタリンジャヤの素晴らしいところは、施設・サービスだけではない。実は極めて少ないSPGポイントで無料宿泊できるのである。
写真:朝食の食材 -
平日は3000P、週末(金・土)は2000Pで泊れてしまう。しかも、プラチナメンバーはプラチナギフトとして500Pもらえてしまう。無料宿泊しても500Pもらえてしまうところが凄い!この500Pを差し引くと、実質的に、平日2500P、週末1500Pということになる。
写真:朝食の食材 -
実は、SGPポイントは購入することもできる。大幅キャンペーンの時に買うと「1p=2.5円」(為替の影響大)程度である。このレートでポイントを現金に換算すると、平日2500P=6250円、週末1500P=3750円という格安料金になる。
写真:朝のラウンジでのスイーツ+コーヒー -
さらに、ポイント利用の無料宿泊であってもエリートメンバー維持のためのステイカウントをしてくれる。よって、実質平日では6000円程度、週末は4000程度で宿泊できることになり、2名で泊ってラウンジアクセスできれば、これはもうほとんど無料飲食に近い。SPGは会員にやさしく太っ腹である。
写真:朝のラウンジでのスイーツ+コーヒー -
私はコスパ最大を求め、旅がらすのように旅から旅へと移動してきたのであるが、折角見つけたお得なホテルはすぐに改悪されてしまう。新規オープンしたシェラトン・ペタリンジャヤのカテゴリーはSPGの最低ランク1だったのが、今年の春に突然1から2にアップした。
写真:朝のラウンジ -
よって今からポイントで予約すると、平日4000P、週末3000Pである。メリットが大幅ダウンした訳であが、日本でSPGポイントを使うよりははるかにコスパに優れている。日本で貯めてKLで使う!コスパ最大を求めて私の旅は続く。
注:2018年8月よりマリオットとSPGが完全統合され新しい会員制度がスタートする。それに伴って様々な変更がされている。
→次回「ヒルトン・ペタリンジャヤ」
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この旅行記へのコメント (2)
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- Solikoさん 2018/07/04 01:53:36
- 60歳過ぎて第2に人生哲学が必要
- 人生100年時代 、元気で好きな海外を歩きながら自由に過ごせる事には誰もが憧れると思います。
それが叶っているfunasanさんでも、どう生きようか。と悩む(=思考する)のですね^_^
「人は死ぬまで考える動物です」に同感です。笑
- funasanさん からの返信 2018/07/04 06:50:25
- RE: 60歳過ぎて第2に人生哲学が必要
- 毎日、悩んでいますよ。
何を目標に毎日生きるか?
なんてね。
ここだけの話ですが、昨年のある時期、
フォートラベル、作るのをやめました。
何も考えず、安易に流れ、遊んで暮らしていました。
理由は簡単で、私の出版したクルーズの本が完売して、
出版社に「在庫なし」になったからです。
私のフォートラベルは実は本のセールスの一部です。
自称ライター稼業も辞めよう!となった訳です。
ところが、昨年、ある出版社からクルーズ本のアマゾン・電子書籍キンドル版を出さないか?という提案を頂き、その気になったのです。
さらに、数日前、『熟年世代に送る〜』の改定新版(キンドル版)を出版したので、
俄然、やる気になってきたのです。
そこで、最近、気がついてきました。
私が今まで早期退職して実践してきたことは、意外と価値あることかな?と。
人生100年もあるのなら、私の実践例を次々と公開(電子書籍・フォートラベル)して、
皆様に見て頂ければ、老後の人生が少しは生きてくるのかな?と。
そんな感じでフォートラベルをせっせと作りはじめました。
では、また。
funasanこと舟橋栄二より
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